
紙面は全部で16段で、記事は第10段-13段に分載されている。
記事本文の1行は10字。見出し3行は、4行分のスペースにゴシック体でおさまっている。
以下、記事全文を段ごとに分けて紹介する。
*****第10段***********
PTA「強制加入」
会費の返還求める
熊本市の男性提訴
熊本市の男性(57)が
2日、PTA会費を強
制的に徴収されたとし
て、同市中央区の小学
校PTAを相手取り、
会費返還と慰謝料など
計20万円の支払いを求
める訴訟を熊本簡裁に
起こした、と明らかに
した。
訴状によると、男性
の子ども2人は200
9年8月、小学校に転
入。PTAが任意団体
であることを知らされ
ないまま、10年度まで
2人分の会費9750
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*****第11段***********
円を徴収された。会費
納入を一時やめた後、
12年2月には退会届を
出したが、退会できな
いと回答され精神的被
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*****第12段***********
害などを被った、とし
ている。男性は「PT
Aは任意団体なのに自
由に退会できないのは
おかしい」と話してい
る。
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*****第13段***********
PTA会長は「入会
や会費納入を強制した
覚えはない。PTAの
冊子で、任意団体とい
う説明もしてある」と
しており、争う方針。
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なお、私が本シリーズ<ぷ~た資料1064:熊本市PTA協議会>で時々いわゆる「熊本PTA訴訟」に関して取り上げるのは、被告(PTA単体)が連合体である熊本市PTA協議会のメンバーであるらしいからであり、また、被告代表(単体の会長)が連合体である熊本市PTA協議会の今年度の会計理事であるらしいからである。
なお、この訴訟は、原告が被告(PTA単体)の会員であるらしい点が興味深い。
国民が国/政府を訴えるのに似ていて興味深い。


