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とどくとおもう Ⅱ

Full of Junk and Nothing

ぷ~た資料174-05:辞事典のPTA(5)

《現代教育史事典》(東京書籍、2001初刷/2003二刷)http://www5.tokyo-shoseki-ptg.co.jp/tosho_new/book/bookdata/11/4487796496.htmlのp.317r-p.318ℓに項目【PTA】がある。
以下は抜粋。適宜改行した。
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急速に普及していったPTAであるが,
その内実は
行政主導で組織されたことと,
戦前の父兄会的色彩を払拭できない中で,
学校後援会的性格を強めていく。
―〔中略〕―
60年の「地方財政法」の一部改正が契機となって,
父母の義務教育費負担(税外負担)の解消に向けた運動が盛り上がり,
PTAの独自の調査活動も始められてくる。
―〔中略〕―
日教組の教育制度検討委員会は,
74年にPTA改革の提言を出し,
親の教育権・国民の教育権の視点からPTAの役割と課題を提起している点は,
今日のPTA運動の課題から見ても注目されるものである。
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ぷ~た資料174-04:辞事典のPTA(4)

《新教育事典》(勉誠出版、2002)http://www.bensey.co.jp/book/1328.htmlはpp.98-101の【学校と家庭の連携】という記事でPTAを扱っている。以下、適宜恣意的に改行して抜粋。
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 またPTAへの加入の任意性は最初からなく,
子どもが学校に入学すると親は自動的に加入するという形がとられ,
この点においてもアメリカのそれとは異なるものであった.
―〔中略〕―
PTAに対する何の理解もないままに,
加入させられている場合もあり,
そうした会員の多くは,
お付き合い程度に参加しているか,
まったくの無関心である親が多く,
PTA活動に対し受動的な姿勢になってしまう.
―〔中略〕―
PTAとの話し合いを単なる校務の一つ程度に考える教師が増え,
自らがPTAの会員であるという意識は薄くなっている
という批判もある.
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ぷ~た資料174-03:辞事典のPTA(3)

《新版 教育小事典》(1998、学陽書房)  http://www.gakuyo.co.jp/book/index.php?id=61030のp.240ℓに項目【PTA】がある。
以下は抜粋。適宜恣意的に改行した。
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日本の場合はきわめて行政主導的にPTAの結成がすすめられ,
組織率は高いが
自主的民間的団体としての性格は
当初から稀薄であった。
―〔中略〕―
実態は学校への奉仕協力団体,
とくに財政的な学校後援団体として,
父母の教育費負担=税外負担の通路としての
役割を担わせられる場合が多かった。
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…かつて「実態は~多かった」であるし、現在も「実態は~多い」ではあるまいか(微笑)。

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ぷ~た資料174-02:辞事典のPTA(2)

《教育用語辞典》(ミネルヴァ書房、2003)のp.446ℓに項目【PTA】がある。
以下は抜粋。適宜改行byFJN。
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近年一部の保護者のみの参加になったり,
研修を目的としたPTA本来の趣旨は生かされず,
学校の教材や運営費への支援組織としてしか存在意義が見られない
といった傾向がある。
また保護者は児童・生徒が入学すると自動的に会員になるため,
問題意識が希薄になりがちなので,
積極的に保護者全体からの要望を取り上げる機会を作り,
形骸化を防ぐ必要がある。
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cf.http://www.minervashobo.co.jp/find/details.php?isbn=03606-6

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ぷ~た資料179:親の振り返りカード

20ほど自問的な質問があって、「できている」と自答する場合は「○」を付けるのだそうだ。
それら自問的な質問の中に次のようなものがある。
  【14.学校行事・PTA行事に参加していますか?】
  【15.地域の行事には子どもと一緒に積極的に参加していますか?】
なお、カードは質問文ではなく、ガイド(=親の振り返りガイド)は質問文になっている。
新聞報道によると、95校に配布して86校から回収したらしい。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090315/124075
なおなお、<親の振り返りカード>とゆ~代物のほかに<親の振り返りガイド>とゆ~代物まで存在する、とゆ~のは、今のところ冗談ではなく、事実です(笑)。
http://www.utsunomiyashi-pta.jp/1top/20080808kensyuu-yakuwari.html

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知る/分かる

《「違いが分かる男」はどんな男か》(2002)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004672021/
↓【抄録】の概要↓

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仏教用語と関連性理論

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仏教は死を賛美する?!?!(1)

ある発言をある会議録で読んで以来、不審で気掛かりな印象が続くゆえ、現時点での見解をここにメモしておくことにする。
本blog過去記事でも触れた会議録だが、そのURLをこの記事では付さない。
私がいう、不審で気掛かりな発言、は↓。
【仏教は生を完全に凍結して、死を賛美します。】

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「花見る人」の歌

《花山院の「花見る人」の歌 : 日本文芸史における無常観の克服・補遺》(1960)
https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/handle/2324/12324

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幕末江戸住民の花見

《花見における民衆の変身と笑いについて : 幕末江戸住民のレクリエーションの一形態》(1984)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004660935/

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花見の3要素

群桜・飲食・群集らしい。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004305494/

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限定的な自然風景

《吾妻小富士の雪形-地域限定・期間限定の自然風景-に関する一考察》(2007)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006787443/

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Whistle-Blower/公益通報者

《告発文書から告発者の発覚を防ぐ公益通報者保護技術の提案》(2006)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004821055/

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教育/パラダイム

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いつ頃からの言葉だろう?

「社会総がかり」という言い回しは、ネット検索すると、それなりのセットで頻出散見されるので、一つの傾向が感じられる。
ある時期からの流行り言葉なのだろうか?
cf.http://todoct.blog85.fc2.com/blog-entry-625.html

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ケストナー三昧

12歳の頃から数年、高橋健二訳でケストナーを耽読した。
最初はメックスヒュンが主役の《サーカスの小人》。
もろもろ読んだあと、文庫で《人生処方詩集》も読んだ(高橋訳ではなく小松太郎訳)。

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道徳性尺度

《現代日本人における「道徳性」に関する意識構造の心理学的解明の試論 :
  「道徳性尺度」作成のための予備的調査》(2004&2005)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004677299/
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004867812/

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天照大神

《「天照大神」の正体 : 第1報》(2007)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006966821/
cf.《天皇制の心理的基盤としての日本人の心理について》(2006)
   http://ci.nii.ac.jp/naid/110006392019/

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国民内閣制関連

備忘メモ。
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641031819
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641129843
 cf.《現代日本法における「立法」「統治」概念》(2005)
   http://repository.ul.hirosaki-u.ac.jp/dspace/handle/10129/1153

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意味の実感

《英単語の意味を実感する》(2004&2005)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004706235/
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004872034/

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【子育ての「社会化」】という問題

《日本における<子育ての社会化> の問題構造 : 教育と福祉をつらぬく視点から》(2008)
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/handle/2261/15719

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軍歌の研究

「軍歌」というのも「音楽」の一ジャンルなのかなぁ…。
以下、論文系が年代順に5点読める。
01.《子供の軍歌》(1938)
   http://ci.nii.ac.jp/naid/120000850643/
02.《元亀・天正頃の軍歌》(1974)
   http://ci.nii.ac.jp/naid/110000477166/
03.《軍歌とわらべ歌》(1998)
   http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/41/6/41_489/_article/-char/ja
04.《軍歌と漢詩》(2001&2002)
   http://ci.nii.ac.jp/naid/110000039126/
   http://ci.nii.ac.jp/naid/110000039153/
05.《日本における軍楽の受容とその作品にみる日本的特徴に関する研究 :
    軍歌の形成過程を中心に》(2004)
   http://ci.nii.ac.jp/naid/110006937936/

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ぷ~た資料178-01:PTAの4特徴

【集団論・組織論的にいえば、PTAの活動は沈滞しないほうがおかしいくらいだといえる】で検索すると↓に行き着く。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~SHIDA/PTA.htm
↑によると、集団(組織)としてのPTAの特徴は、次の4つ。
  (1)依存的形成――利害の相補性や象徴性の共有がなく、偶然の結果形成された集団
  (2)当事者能力の欠如――明確な固有の目標がなく、自律的な決定権のない集団
  (3)参入退出権の欠如――任意団体でありながら、離脱することができない集団
  (4)異質な構成員の混在――PとTとが異なる社会科学的文脈にのった集団

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ぷ~た資料177:企画競争前提の公募?!

【企画競争を前提とする公募】とゆ~よ~な文書がmext系のサイトで読める。今月9日付。
http://www-gpo3.mext.go.jp/MextKoboHP/list/kpdispDT1.asp?id=KK0001191
どうやらhttp://todoct.blog85.fc2.com/blog-entry-538.htmlで触れた、
【自ら課題としてとらえ、社会総がかり子どもの健全な斉唱のために、様々な活動を実施】
とか書かれている色物書類に関係あるらしい。
cf.http://todoct.blog85.fc2.com/blog-entry-539.html
   http://todoct.blog85.fc2.com/blog-entry-540.html

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「パクる」の語源

《「ぱくる」語源考》(2007)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006607890/

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Takuro Yoshida and Japanese Folksong

《吉田拓郎が日本のフォークソングに与えた偉大なる影響 : 私生活フォークの成立と「僕の歌」をめぐって》(2007)
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AA11893297-00000012-04211317

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「三段なぞ」の集成本

《『かけた謎とけたあわ雪』翻刻と解題》(2007)
http://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/dspace/handle/123456789/407

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音楽と人間

<バイオメカニズム学会誌>vol30;no1――特集【音楽と人間】(2006)
http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN00334047/ISS0000389753_jp.html

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音楽と数学

《出張講義における「楽しい授業」の紹介 ― 「音楽と数学」の事例を通して―》(2008)
http://repo.flib.fukui-u.ac.jp/dspace//handle/10098/1657

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道徳教育

《現代の子どもと道徳教育の課題》(2006)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006240668/
↑のpp.182-185は【学校から見える問題をもった保護者(親)の実態】を記述している。

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