以下、2006(平成18)年11月1日(水曜日)の国会会議録より。
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私、実は五年前に子供の小学校でPTA会長というのをやらせていただきました。
PTAというのは、それこそ学校と家庭をつなぐ、
そういう機能的な役割を果たしている存在だというふうに認識して、
非常に忙しいながらもお役目を果たさせていただいた。
一年間だったんですけれども。
このPTAの総会というのを年一度やるんですね。
しかし、その総会にすら出ていらっしゃらない保護者の方々がたくさんいらっしゃる。
実際にPTAの総会に出ていらっしゃる御家庭の方、保護者というのは、
もう家庭の教育力が十分についているような方ばかりが結局お越しになって、
総会でいろいろな話を聞いてもらいたい、家庭でこういうふうに注意してもらいたい、
そんなことを伝えたいなと思う人に限って御出席にならないんですね。
授業参観なんかと抱き合わせたら出席率が上がるだろうかとか、
いろいろと現場でも苦労をしてきました。
授業参観にお越しになられたら、
携帯のカメラをお子さんに向けて撮られる、○○ちゃん、こっちと言って、授業中ですよ。
そういう実態からして、
この小中学校の校長先生方九割が、家庭におけるしつけが深刻に欠如している
というふうにお答えになっているんだと思うんですね。
私、教育改革、確かに現場では、
速過ぎるからついていけないという答えもありましたけれども、
一番メスを入れなきゃいけないのは家庭教育じゃないかなと。
恐らく大臣も官房長官も、皆さんお感じになっていらっしゃると思うんですけれども、
残念ながら、この家庭教育の部分にどこまで踏み込めているのか、
私は非常に疑問に思うわけであります。
この後に、今回の教育基本法案の第十条で家庭教育という項目がありますから、
そこでまた再度問いたいと思っているんですけれども、
本来、例えば家庭でやらなければならない社会的な規範だとかしつけといったものが、
今学校に対して、やたら過大な期待として押しつけられているという現状があります。
私、この間の文部科学委員会のときに大臣に、同じように、
現場の先生が本当にしんどいということをお尋ねさせていただきました。
これは何かといえば、教科の指導だけではなくて、しつけだとか、
言ってみれば家庭教育でしっかりやらなきゃいけないことまで
全部学校に押しつけられているという現状があるからだと思うんですね。
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see⇒
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/165/0158/16511010158005c.html…「家庭教育」ではなくて「家庭」に「メスを入れ」たがっているよね、この人は、約3年前当時。
「PTAの機能的な役割」に関しても理解がトンチンカン。
『ひでぇ代議士が居たもんだ』と私は思う。
『ひでぇ会長が居たもんだ』とは思わない。
大方の会長はこの程度に【ひでぇ】と知っているゆえ。
なお『ひでぇ会長が代議士になっちまうてえのは超ひでぇ!』とも思う。
今年の後半は、本blog過去記事に書いた政党向けアンケート↓を実施するゾ!(笑)!
cf.
http://todoct.blog85.fc2.com/blog-entry-884.html