46年前の国会会議録↓を読んだ。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/043/0462/04305240462017c.html1963(昭和38)年5月24日(金)の11:02a.m.から開かれた衆議院文教委員会。
「何のためにPTAというのはあるのか」という質問から始まる。
それから暫くして、
「日本PTAに大分裂の危機がきておると書いてある」
と、【日本週報の三月十五日特大号】を手にした時の驚きが述べられている。
大臣の「自発的にでき上がり、今日まで足取りをみずからのものとして踏まえてまいりました団体が、分裂しようとしまいと自由だと思います」という答弁が読める。
古めかしい「父兄」という熟語も散見される。
「財団法人全国PTA協会」という名称もチラチラ見える。
この「財団法人全国PTA協会」に関し、私が常々「アンフェア度超ハイ!」と評価してやまない日本ぷ~た全協のサイトでは、こう↓書かれている(適宜改行した)。
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また、昭和37年12月、PTAを財政面から援助して育成することを目的として、
財団法人全国PTA協会が設立された。
もともとは、日本PTA全国協議会の法人問題から発展して構想されたものであるが、
行政ばかりでなく民間の中からも、
PTAを財政的に支援することの必要が感じられたことの現れであろう。
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see⇒
http://www.nippon-pta.or.jp/ayumi/thesis/chapter2_2_2.html当時「日本PTAに大分裂の危機」とも報道されたこの事態を、現時点で敗戦後の日本教育史上にどう位置づけるかは追い追い考えるとして、まずは以下に【19630524F国会衆議院文教委員会会議録】の関連部分を転写貼付する。
なお「PTA」や「P」や「T」や「日本PTA」や「日本PTA全国協議会」を大文字化した。
また単純誤植と判断できるものは放置した。
↓【19630524F国会衆議院文教委員会会議録】の転写貼付↓