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とどくとおもう Ⅱ

Full of Junk and Nothing

ぷ~た資料1013-13:名古屋ぷ~たメモ(13)

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PTA活動への児童生徒の参画
【質問】子どもが参画できるPTA活動、PTSAは、学校運営だけではなく子どもたちの健全な成長にも大変有意義なものと考えるが、取り組みを支援する考えは。
【答弁】PTA事業への子どもの参画については、PTA活動の幅を広げる有効な手段の一つになると期待できる。そのため、まず市PTAの会議等でPTSAのモデル実施について情報提供等を行いたい。さらに、PTAがこの取り組みを実施する場合には、実施方法の検討などについて協力するとともに、取り組みの成果を広く紹介するなど積極的に支援したい。(教育長)
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see⇒≪市会だより第134号(平成25年2月号) 議案外質問から≫

・・・この「支援」は「コントロール(≒支配)」の意味だろうね(苦笑)。

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ぷ~た資料1013-12:名古屋ぷ~たメモ(12)

≪教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況に係る点検及び評価に関する報告書(平成24年度版)≫(平成25年9月 名古屋市教育委員会)のp.76あたりに、こう書かれている(適宜オレンジ化etc.byFJN)。
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第2章 学識経験者による評価

地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第2項の教育に関する学識経験者の知見の活用につきましては、本市の教育行政に識見のある6名に依頼し、8月21日(水)に「教育に関する事務の管理・執行状況の点検・評価に係る知見委員会議」を開催して、意見を聴取しました。

知見委員名簿>
天谷 昭裕 ジェイアールセントラルビル( 株) 代表取締役社長
加藤 玲子 名古屋市地域女性団体連絡協議会 会長
栗田 千尋 名古屋市教育振興基本計画検討委員会 公募委員
竹内 敏子 元中京大学 教授
日比野 勝 元学校法人河合塾特別顧問
吉田 淳 愛知教育大学 教授
            ( 五十音順・敬称略)

主な意見は、5つの「施策の基本的方向」単位で、次ページ以降にまとめました。
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【PTA】に関連する「主な意見」はp.82あたりで読める(適宜緑化&オレンジ化etc.byFJN)。
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(3)学校・家庭・地域の連携
施策11 親子のふれあいと、家庭の教育力の向上を支援します

親学をどうやって進めるか、親にどう学ばせるかの勉強の仕方をもう少し考えた方がいい。「家庭の日」の普及活動をもう一度してほしい。
〇父親のPTA活動への参加について、今は入学式にも多くの父親が参加する時代であり、機会があれば学校へも地域へも参加したい気持ちは恐らく持っているけれど、できないでいる。そういう方たちが参加できるよう、PTAの母親たちからの声掛けなどなんとかやってほしい。
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cf.――の下方でダウンロードできる≪報告書(全体版)(PDF形式, 1.01MB)≫

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ぷ~た資料1013-11:名古屋ぷ~たメモ(11)

≪教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況に係る点検及び評価に関する報告書(平成24年度版)≫(平成25年9月 名古屋市教育委員会)のp.53あたりに、こう書かれている(適宜緑化&オレンジ化etc.byFJN)。
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事業名【所管】:PTA女性会等との連携による地域活動の促進【生涯学習課】

24年度決算額:871千円

事業の実施状況:
○「PTA指導者研究集会」や「PTA活動研究大会」の中で、地域活動の活性化を促す事例発表等を実施し、PTAの活動を支援しました。
○「市地域女性団体研究協議大会」や「各区地域女性団体研究協議大会」の中で、地域活動の活性化を促す事例発表等を実施し、女性会の活動を支援しました。
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p.54あたりには、こう書かれている(適宜緑化&オレンジ化etc.byFJN)。
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事業名【所管】:あい・あい・あいさつ活動推進事業【生涯学習課・指導室】

24年度決算額:1,003千円

事業の指標内容:あい・あい・あいさつ活動へのPTA参加率
  22年度(策定時) …「―」(横棒)
  23年度…100%
  24年度…100%
  25年度…「 」(空欄)
  26年度(目標)…100%

事業の実施状況:
○笑顔いっぱい「アサガオ運動」や「あい・あい・あいさつの日(11月1日)」「あいさつ月間(11月)」の実施を通じて、PTAを中心に、女性会を始め地域の諸団体や学校、家庭が連携し、実践的な「あいさつ活動」を実施した。また、マスコットキャラクター・標語や「あいさつの歌」を活用し、あいさつの輪を広げる広報を展開しました。
中日ドラゴンズとも連携し、登校時に校門で児童に向けてあいさつ活動を行いました。
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cf.――の下方でダウンロードできる≪報告書(全体版)(PDF形式, 1.01MB)≫

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ぷ~た資料1013-10:名古屋ぷ~たメモ(10)

≪教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況に係る点検及び評価に関する報告書(平成24年度版)≫(平成25年9月 名古屋市教育委員会)のp.52あたりに、こう書かれている(適宜緑化&オレンジ化etc.byFJN)。
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○子ども安全ボランティアの登録者数を、PTAや学区の方々の理解を得ながら目標に向けて順調に増やすことができ、子どもの見守り活動の充実を図ることができました。
○地域の懸け橋として、パトロールやあいさつ活動等を行っているPTA「地域いきいき世話やきおばさん」活動等をしている女性会と連携し、地域活動の支援・促進を図ることができました。
○全小・中学校のPTAが参加し、女性会をはじめとした地域団体や学校と連携して「あい・あい・あいさつ活動」を推進することで、地域のつながりを深めることができました。また、中日ドラゴンズとも連携し、登校時に校門で児童に向けてあいさつ活動を行うことで、活動の充実を図りました。
PTA女性会など地域の団体との連携を一層深めるとともに、あい・あい・あいさつ活動等の地域活動を促進していくことにより、地域のつながりを深めます。
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cf.――の下方でダウンロードできる≪報告書(全体版)(PDF形式, 1.01MB)≫

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ぷ~た資料1013-09:名古屋ぷ~たメモ(09)

≪教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況に係る点検及び評価に関する報告書(平成24年度版)≫(平成25年9月 名古屋市教育委員会)のp.51あたりに、こう書かれている(適宜緑化&オレンジ化etc.byFJN)。
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事業名【所管】:保護者のPTA行事等への参加促進【生涯学習課】

24年度決算額:4,292千円
事業の実施状況:
○市PTA協議会と連携し、啓発パンフレットの発行や懇談会を行い、保護者のPTA活動への理解を深め、PTA行事などへの参加を促進しました。
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cf.――の下方でダウンロードできる≪報告書(全体版)(PDF形式, 1.01MB)≫

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ぷ~た資料1013-08:名古屋ぷ~たメモ(08)

≪教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況に係る点検及び評価に関する報告書(平成24年度版)≫(平成25年9月 名古屋市教育委員会)のp.49あたりに、こう書かれている(適宜緑化&オレンジ化etc.byFJN)。
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親学」の推進、あいさつ運動、PTA女性会などとの連携による地域活動の促進などにより、学校・家庭・地域の連携を図ります。

○家庭に対しては、親子のふれあいを深める機会や子育て支援の充実を図るとともに、PTA活動と連携した家庭への働きかけを行いました。

PTA女性会等と連携した活動は、学校・家庭・地域が一体となって子どもを育む上で不可欠であることから、引き続きその充実に努めます。

○家庭の教育力については、家庭の教育力の低下を感じている市民の割合が49.3%と依然として多いことが課題です。父親のPTA活動への参加促進など、様々な層を対象に事業の充実を図り、家庭の教育の重要性を広く認識いただけるよう努めていきます。
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p.50に、こう書かれている(適宜緑化&オレンジ化etc.byFJN)。
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○コンテストの内容を広報する等、「親学アクション」活動の充実を図ります。また、PTA活動に子どもが企画段階から参画し、より子ども目線にたった活動にしていくことを目指す「PTSA」調査研究事業を支援していくほか、保護者、とりわけ父親のPTA活動への参加促進をはかるため、おやじの会事例集を作成するなどの取り組みを通して、家庭の教育力の向上を図ります。
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p.51には、こう書かれている(適宜緑化&オレンジ化etc.byFJN)。
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○家庭の教育力を高めるために、「家庭教育セミナー」を開催しました。
〇コミュニケーションや基本的な生活習慣等「親学アクション」活動をPTAと連携して広く展開しました。
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cf.――の下方でダウンロードできる≪報告書(全体版)(PDF形式, 1.01MB)≫

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ぷ~た資料1013-07:名古屋ぷ~たメモ(07)

以下、適宜改行&緑化&オレンジ化etc.byFJN。
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 以下に5つの「施策の基本的方向」単位で総括的な評価を掲載します。
   ・・・・・〔中 略〕・・・・・
(3)学校・家庭・地域の連携
おおむね順調な分野
「家庭でしつけ」「学校で学び」「地域で育てる」それぞれの役割を重視しながら、学校・家庭・地域の連携を図りました。
家庭に対しては、親子のふれあいを深める機会や子育て支援の充実を図るとともに、PTA活動と連携した家庭への働きかけを行いました。
地域に対しては、スクールガードリーダーや子ども安全ボランティアなど子どもを見守る活動の充実を図るとともに、女性会による「地域いきいき世話やきおばさん」活動をはじめとした、地域に根差した活動の支援・促進に取組みました。
市立幼稚園の預かり保育実施園について5園から11園へ拡大するとともに、私立幼稚園の預かり保育補助対象園を順次拡大することにより、家庭における子育て支援の充実を図り、待機児童の解消に向けた一助になりました。

今後、充実を図るべき分野
PTA女性会等と連携した活動は、学校・家庭・地域が一体となって子どもを育む上で不可欠であることから、引き続きその充実に努めます。
家庭の教育力については、家庭の教育力の低下を感じている市民の割合が49.3%と依然として多いことが課題です。
父親のPTA活動への参加促進など、様々な層を対象に事業の充実を図り、家庭の教育の重要性を広く認識いただけるよう努めていきます。
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see⇒名古屋市役所サイト≪教育に関する事務の管理・執行状況の点検・評価について≫

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ぷ~た資料1013-06:名古屋ぷ~たメモ(06)

名古屋市ぷ~た協の≪市PTA役員・常任理事および関係者名簿≫を見ると、#24-#30が【関係者】と判断される。
以下、苗字冒頭の漢字1字だけを記す。
 ・24:髙(社会教育係長…つまり市教委事務局職員)
 ・25:谷(社会教育主事…同上)
 ・26:中(事務局長…学校長OB)
 ・27:太(事務局職員)
 ・28:鹿(事務局職員/安全会担当)
 ・29:櫛(生涯学習指導員/安心・安全部会)
 ・30:岡(生涯学習指導員/会員交流・研修部会)
 ・31:遠(生涯学習指導員/情報活性化部会)
この8人のうち【教育行政とPTA】に関する知識があってしかるべきなのは#25と#24。ちなみに≪教育要覧 H25年版≫(参照)のp.17によると#24は主任社会教育主事。
#29と#30と#31にも【教育行政とPTA】に関する知識があってほしい。
#27と#28に【教育行政とPTA】に関する知識があると素敵だと思う。
#26にも【教育行政とPTA】に関する知識があることを期待したい。

・・・#1-#23に【教育行政とPTA】に関する知識の有無を問うのは酷かもしれない。

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ぷ~た資料1013-05:名古屋ぷ~たメモ(05)

公開されている昨年10月までの<第6期名古屋市男女平等参画審議会会議録>で【PTA】関連の発言を拾い読みしたかぎり、昨年11月の「名古屋市のPTAは不安です」という趣旨の【市民の声】が教育委員会事務局の【回答】とともに公開された事実は、「名古屋市のPTAの現状把握」に関連するものだと判断される。
天の配剤。
実に好いタイミング(朗笑)。

cf.01――ぷ~た資料1009:名古屋市教委のPTA観
cf.02――<第6期名古屋市男女平等参画審議会会議録>

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ぷ~た資料1013-04:名古屋ぷ~たメモ(04)

以下、適宜改行&緑化&オレンジ化etc.byFJN。
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事業16:地域活動における男女平等参画の促進

【委員】教育委員会からの回答は、あくまで自主組織だから関与しないというもので、納得しがたい。

【委員】PTAの集まりを土曜日に開催しているところもある。
平日だと委員のなり手がいない。
PTA会長を女性にするところ出てきている。

【委員】PTAの中に男性メンバーがどのくらいいるか調査してほしい。
逆に高校になるとPTAも男性が多くなるようだ。

【委員】PTA会長向けに家庭教育セミナーをやっているが、その中に男女平等の視点を盛り込んでもらえないか。
区単位で、企画は生涯学習センターの社会教育主事は担当している。

【委員】会長向けということは、男性がメイン。
会長だけでなく、平のメンバーを巻き込もうとすると、それは母代の権限だと言われる。

【委員】PTAは子の保護者がメンバーであるが、メインで参加するのは母親が多く、父親は参加しにくい。

【委員】父子家庭にとってもよくない。
PTAも昼間に集まると出ることが難しい。

【部会長】現状把握をして、それをもとに改善するとよい。

【委員】地域によっては、学校側では口を出せないところもあり、地域性による。
教育委員会としては、こう回答せざるを得ない。

【委員】PTAに参加したくないという人が増えれば学校としても困る
後押しする意味で現状把握をするとよいという意見案にする。

【事務局】防災の意見とあわせて追加します。
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see⇒131030W≪第3回名古屋市男女平等参画審議会評価部会 会議録≫

cf.――<第6期名古屋市男女平等参画審議会会議録>

・・・「ははははは、ははだいだとさ」と私は声に出して笑った、【母代】の2文字を見た瞬間(笑)。

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ぷ~た資料1013-03:名古屋ぷ~たメモ(03)

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ぷ~た資料1013-02:名古屋ぷ~たメモ(02)

以下、適宜改行&緑化&オレンジ化etc.byFJN。
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【委員】目標2の33男女平等参画啓発事業について、男性への取組というと男性の家事・育児や介護の話になりがち。
これでは限定的なので、地域活動などもっと広くとらえてほしい。
PTAに参加しやすくするなど、学校の予定も機会があれば変えていく必要性を感じる。

・・・・・〔中 略〕・・・・・

【委員】目標2の42が公における副読本の作成について、その活用状況について聞きたい。
配布のみで終わったのか、学級活動の時間に活用したとか、家庭科の時間に使ったとか、具体的に書いていただくとよい。

また、教育委員会にPTAにおける男女平等の状況はどうなのかっていうことを、質問させていただきたい。
母親代表の選出や、会長が男性であるなど固定的性別役割分担の傾向がある

【事務局】前述の目標2の33のPTAとは、質問事項として分けるほうがよい。
PTAでひとつ質問事項とする。
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see⇒130819M≪第1回名古屋市男女平等参画審議会評価部会 会議録≫

cf.――<第6期名古屋市男女平等参画審議会会議録>

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ぷ~た資料1013-01:名古屋ぷ~たメモ(01)

以下、適宜改行&緑化&オレンジ化etc.byFJN。
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(7)その他

【会長】ご意見等は。

【委員】名古屋市の職員にも、この考え方を訴えてほしい。
2人目の子どもの1歳児健診に妻と保健所へ行った際、
「(部屋が狭いので)お父さんは外に出て」
と言われた。
育った環境から男性の価値観は変わりにくいが、イクメンという言葉もあるように、子育ては考え方を変える機会である。
その機会をなくさないように、男女平等の概念を伝えてほしい。

【委員】地域の防災訓練実施のための町内会への声かけの際、
行政から
女性会PTA.、子ども会にも声かけを」
という1文を入れてもらったことにより、女性団体も行動がしやすくなった。
行政の力は大きいので、これからもよろしく頼みたい。

【事務局】先日も別の会議でも職員の意識の低さについてご指摘いただいた。
繰り返し研修も行っているが、なかなか定着しない現状はあるが、継続していくしかない。

【委員】PTAの問題について。
仕事の有無に関係なくPTAは母親の役割とされている。
子どもに男女平等についての教育を働きかけるという前に、PTAの状況に代表される保護者の意識を改善しないと意味がないと思う。
そのあたりを小中学校に働きかけてほしい。

【事務局】教育委員会生涯学習課PTAを担当している。
男性が参加するイベントも企画している。
自分もPTAで男性参加を呼びかけるため、もちつき大会を実施したことがある。

【委員】PTAに参加している女性自身が、男性の参加を拒み、女性でなくてはと思っている場合もある。
母親の意識を変える必要もあるし、男性が参加しやすい場づくりをする必要もある。

【委員】保健委員も男性の名簿だが、参加者はその妻であった。
違和感があった。

【会長】ここで議論しているときには、男女平等参画社会が進んでいるように感じるが、現実はそうではないこともある。
皆さんもできるだけ、この場だけではなくさまざまな場面で改善していってほしい。

お父さんのもちつき大会は、男は力持ちであるということを大前提として企画しているとしたら、むしろ男女平等参画の考え方としては逆のイメージをふりまくことになり、よくない。
所属女子大学では大学生のもちつき大会をやっている。
男女平等参画の視点で男性・女性が性別にかかわらず参加できるようなことを考えてほしい。
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see⇒130613Th≪第1回名古屋市男女平等参画審議会会議録≫

cf.――<第6期名古屋市男女平等参画審議会会議録>

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ぷ~た論99-02:PTA系ブログ散策(02)

札幌のブログで【TOSS】に触れたエントリを見た。
『TOSSといえば全日教連だゼ』と思った。
全日教連のサイトに、こうある。
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日夜努力を続けておられる全日教連の先生方に、
私たちTOSSもまた賛同します。
美しい日本人の心の育成を実現し、
教育を正常化するため、
共に取り組んで参りましょう。
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see⇒http://www.ntfj.net/j3/assistance/

・・・『全日教連といえば全教協だゼ、オフィスの住所だったかファクス番号だったかが同一だし』とも思った。
  cf.01――http://www.zenkyokyo.net/kyoryoku.html

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ぷ~た資料1012:PTA紛争

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PTA紛争の争点であるが、各所でその発生経緯などに相違はある。
しかし概ね、その学校後援会的な資金収集・流用のあり方と、それを可能にしている仕組みでもあるが、地域有力者による組織支配とに帰着していたといえる。
こうした争点は、60年代中期頃から広く認識されるようになった。
きっかけは、1963年に姫路市の小学校で開かれたPTA総会での一幕であるといわれる。
予算審議の際、学校経費負担問題をめぐって、一部の父母から質問が集中し、紛糾したのである。
彼らの主張は、本来であれば公費で負担されるべき学校経費を、PTA経費が相当に肩代わりしてきたが、本年度はそうした経費負担を一切やめるべきだというものであった。
学校側・PTA幹部の事態収集もうまくいかず、このPTAは一年間運営停止となった。
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see⇒≪文化変動の組織化(下):『ひと』運動の研究≫(2001)

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ぷ~た資料1011:小学校の設立事情

花井の論文は面白い。
今日は≪学校と地域との協働の史的経験≫(2012)を読んだ。
うむ、面白い。
以下、出だしの2段落をカット&ペイスト。
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 学校と地域との協働の始原は、「学制」下における小学校の設立事情にあります。全国各地に設立された小学校は、地域の人びとによる寄付金によって財政的基盤を得ました。所有する田畑の広さに応じて寄付金額が決められたり、米の収穫高の違いによって決められたり、家族の人数に応じて割り当てられたりなど、いろいろな方法はありますが、地域民に対する強制的な学資金の寄付が、小学校の設立・維持の基盤です。
 資金面だけではなく、学校建設の労働力の提供も地域民はしています。材木の伐採から始まり、それの運搬、土台を固めるための力仕事もありました。経済面だけではなく労働面でも地域民の努力で小学校は造られたのです。ですから、小学校は地域民の共同所有という見方が生まれました。したがってそこで行なう教育の事柄は、地域民に開かれていなければならなかったのです。
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その少し先をカット&ペイスト。
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法的規定はないということを、歴史的に解釈しなければ、歴史研究の意味はないと思います。いつ始まったか。それは古く見つかれば、これだと言えばいいのです。その内容を見れば、目的・手段がわかるわけです。法的規定はないと、つけたしで言っているけれども、これは実際の法規定がないから言っているだけなのでしょう。では、なぜないのか。それを解釈するのが、教育史研究ではないでしょうか。
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そのまた少し先もカット&ペイスト。
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通信簿というのは、学業成績の評価をどうするかという観点から、どう表記したらよいか、書式をどうしたらよいか、という考えは、歴史的な成り立ちから言えば、ほとんど意味をもたないのであります。通信簿は、学校と家庭との連携という、学校経営、学校運営の問題として、歴史的にはとらえられる事柄です。したがって、保護者会とかPTAという、そのような学校と学校外の連絡をどうするかという観点から、考えられるべき事柄です。学校沿革誌というのが、それぞれの小学校に明治一九年から作られています。それを見ますと、学校と家庭との連絡という項目の中に、必ず通信簿というのが書いてあります。
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うさんくさいPTCA

ウェブでこんな文章を読んだ。
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PTCAの加入は任意と定められておりますが、美しが丘西小学校の保護者全員の皆様にはぜひともPTCAのご加入をお願いいたします。保護者全員で大切な子どもたちを見守っていくためにPTCAの会員となっていただき、皆様と心を合わせ活動していくことが子どもたちのためになると信じています。
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cf.――

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閃き検索(744)――和 あまなう

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ぷ~た論99-01:PTA系ブログ散策(01)

ぷ~た(和風PTA)に触れたブログが幾つかある。
その幾つかのうちの幾つかを時々読む。
ブログに投稿されたコメントも読む。
印象批評やら個的見解やらも読む。
事実を踏まえたものは重宝する。
事実を踏まえなくても、妄想の度合いが高いものは重宝し、妄想の度合いが低いものは嘲笑する。
事実を踏まえた幾つかのブログに妄想の度合いが低い妄想系コメントをせっせと投稿するツマラン輩で『コヤツは名古屋あたりのヤツだろうな』と推断されるツマラン輩がいたのだが、最近、そのツマラン輩がみずから「ワタシは名古屋あたりのヤツです」といった趣旨を告る妄想系コメントを投稿しているのを読んだ。
『やはり名古屋あたりのヤツだったみたいだな。ツマラン』と思った。
同時に『ツマラン輩に告らせるとは巧妙なブログだな』とも思った。

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閃き検索(743)――漢字 慣用音

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閃き検索(742)――PTA しつけ教室

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ぷ~た資料1010:指導助言と命令

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5 社会教育関係団体としてのPTA
 社会教育関係団体とは、「法人であると否とを問わず、公の支配に属しない団体で、社会教育に関する事業を行うことを主たる目的とするもの」(社会教育法第10条)をいいます。
 「公の支配に属しない」とは、自立的な組織によって運営される団体であるということで、国や地方自治体から指導助言を受けることはあっても、命令を受けることはないということです。もちろん、学校の付属機関ということでもありません。
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see⇒栃木県庁のサイト

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ぷ~た資料1009:名古屋市教委のPTA観

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保護者のPTA加入状況によって児童生徒が不利益をこうむることがあってはならないと考えています。万一、目的や趣旨にあわないことがあれば、適宜、適切な指導助言をしていきたいと考えています。
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see⇒≪小学校のPTAについて(市民の声25年11月)≫

以下、「市民の声」と「回答」の全体。

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疑惑の社団法人東京都小学校PTA協議会(4)

会長が男性になった模様。
(以上、疑惑の社団法人東京都小学校PTA協議会(3)の続報。)

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ぷ~た資料1008:PTAの試行錯誤

see⇒日本経済新聞140121Tu夕刊↓
   ≪PTA嫌い解消へ試行錯誤 ボランティア制導入も≫

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コウダとムコウダ

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ディランと岡林

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PerfumeとAKB48

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安心論

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つくろい直す

  あと一年もってくれよと
  制服のほつれた袖口つくろい直す

see⇒≪第27回東洋大学「現代学生百人一首」入選作品100首および小学生の部10首≫

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