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≪アベノマスク“ナゾの4社目”判明 社長激白、非公表のワケは「厚労省に聞いてくれ」≫(20200428Tu05:30)
cf.――福島民報(maybe)
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アベノマスク“ナゾの4社目”判明 社長激白、非公表のワケは「厚労省に聞いてくれ」
[ 2020年4月28日 05:30 ]
福島県福島市にあるユースビオの事務所Photo By スポニチ
菅義偉官房長官は27日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止策として妊婦に配る布マスクに汚れがあった問題で、これまで公表しなかった4社目の調達先が福島市の「ユースビオ」であると明らかにした。
「ユースビオ」の樋山茂社長(58)はこの日、福島市内の事務所で取材に応じ
「ウチはマスク自体は作っていない。ベトナムのマスク会社と契約して輸入している」
と説明。
社名を非公表とされた展開に
「何でウチが最後の公表になったのか分からない。それは厚労省に聞いてくれ。(今月上旬に)国から“名前を出していいか?”と聞かれたので、僕はすぐOKしましたよ」
と戸惑いを隠せない様子だった。
政府は、介護施設などへの配布用に調達した2000万枚の介護用マスクのうち、50万枚をすでに妊婦向けに配布。
妊婦向けの受注企業に関しては、これまでに
興和(愛知県、契約額54億8000万円)、
伊藤忠商事(東京都、同28億5000万円)、
マツオカコーポレーション(広島県、同7億6000万円)
の3社(計90億9000万円)が公表され、残る1社は非公表となっていた。
菅氏は配布が確認できた3社だけを公表したとした上で、週末に「改めて確認し、ユースビオも配布が確認できたため公表した」と述べた。
樋山氏によると、会社は2017年設立で「拠点はベトナムとインドネシアに置いてある」という。
介護用マスクは2月下旬から3月初旬にかけて福島県から発注を受け、その後、国との契約に切り替わったという。
輸入したのは、ポリエステル65%、綿35%の立体型マスクで「ブリーフマスク」と呼ばれている。
350万枚を1枚135円で受注しており、単純計算で4億7250万円。
厚労省の担当者も「5・2億円で契約した」と認めた。
このマスクに不良品は確認されていない。
なお、マスク輸入は初めてだったため、今月10日に定款変更の登記申請を行ったという。
介護用マスクは、この4社のほかに
横井定(愛知県)
も受注。
立憲民主党の大串博志衆院議員は
「ユースビオは他の4社と比べ、企業規模も実績も違いすぎる。なぜ随意契約したのか疑問が残る」
と指摘。
だが、樋山氏は事務所内に貼られた公明党のポスターを横目に
「私は学会(創価学会員)の3代目。国との癒着は一切ない。あったらもっと高い値段で売っている」
と言い切った。
大串氏は、28日の衆院予算委員会で政府に説明を求める考えだ。
《事務所で販売なしも…》
福島市内にある「ユースビオ」の事務所にこの日、20代とみられる男性が突然訪れ、樋山社長に対し
「マスクくださいよぉ~!ここ、作ってんでしょ?困ってんすよぉ~!」
とマスクの分配を訴えた。
ニュースを知って駆けつけたと思われるが、ぶしつけな要求にもかかわらず、事務所にたまたまあった別の種類の輸入マスクを特別に1箱プレゼント。
しかし、事務所では販売はしていないので押しかけないようにしてもらいたいものだ。
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