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とどくとおもう Ⅱ

Full of Junk and Nothing

ぷ~た資料444-03:教職課程と「PTA」(3)

《日本におけるPTAの歴史》(1985)
 http://ci.nii.ac.jp/naid/110000466662

この論文のp.95-p.102は、こんな↓構成である。
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  六  一九五〇年頃のPTA
     (1)一九五〇年の文部省調査結果
     (2)読売新聞社世論調査結果
     (3)新しいPTA活動
     (4)PTAにたいする指導と教育の「逆コース」
     (5)教職課程にPTA等の単位設定問題
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以下、p.101にある(5)の全文を、適宜、改行したり漢数字を算用数字に置換したりして紹介しよう。

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(5)教職課程にPTA等の単位設定問題
 第2次アメリカ教育使節団報告書で、教員養成のカリキュラムのなかに、
PTA、両親教育に関する課程を設けるよう勧告されていた。
文部省の社会教育審議会は、1952年4月10日、これをうけて、文部大臣に、
「社会教育振興方策についての建議」のなかで同様の建議をおこなった。
 そこでは、まず、
 「学校教育は児童生徒の父母および一般に地域社会の人々の
  理解ある協力を得なければその目的を達成することができない。
  終戦後ほとんどすべての初等・中等の学校にPTAが結成され、
  学校教育の運営に貢献している。
  しかしながら多くのPTAの活動の現況は
  PTA本来の使命を果すまでに至っていない」
とのべている。
そこで、
 「特に学校教育の直接担当者に……PTAおよび両親教育について充分な理解をもたせ」
ることが必要だという。
そのため、
 「大学における教員養成の必修コースの中でPTAおよび両親教育に関して
  次の如き内容の教科課程の設定される必要があるものと認める」
といい、つぎの9項目をあげている。
  1 両親教育の目的
  2 学校教育と両親教育との関係
  3 両親教育の課題と指導の方法
  4 PTAの目的方針
  5 PTAの組織運営
  6 PTAの活動計画
  7 PTAと校長・教頭との関係
  8 グループ = テクニック
  9 内外諸国におけるPTA・両親教育の発達
 しかし、この建議は、その後、生かされることがなかった。
おそらく、当時、PTAや両親教育に関しての専門家がいないということが
おもな理由であったのではないだろうか。
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