
《住民参加行政の光と陰》(1978,亜紀書房)
以下、はしがき(p.)から抜粋。
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そもそも、地域社会には多様な住民が共生し、複数の住民組織が共存している。この現実を無視して、ある住民団体だけの参加をもって「住民参加」と強弁すれば、住民間の合意形成の道は狭められ、住民間に不必要な対立が拡大する。その結果、行政権力の側がそれを利用して、強権的決定を強行しても、その恥部は名のみの「住民参加」というイチヂクの葉で隠されることになってしまう。いわば、効率的行政としての「住民参加」行政の登場である。
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以下、はしがき(p.)から抜粋。
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そもそも、地域社会には多様な住民が共生し、複数の住民組織が共存している。この現実を無視して、ある住民団体だけの参加をもって「住民参加」と強弁すれば、住民間の合意形成の道は狭められ、住民間に不必要な対立が拡大する。その結果、行政権力の側がそれを利用して、強権的決定を強行しても、その恥部は名のみの「住民参加」というイチヂクの葉で隠されることになってしまう。いわば、効率的行政としての「住民参加」行政の登場である。
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