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とどくとおもう Ⅱ

Full of Junk and Nothing

薄田泣菫の〔馬が悪い〕

波多野完治が《文章心理学入門》(新潮文庫 青47,1970<昭和45>年7月10日25刷)のpp.164-165で「泣菫の哲学で読める文章というべきであろう」と評して全文を紹介している。
【むかし、矢野大膳という馬乗の名人が居た。】で始まり【馬だの、女房だのが悪いと、男はよく酷い目に会うものだ。】で終わる、《茶話》(ちゃわ)の中の1話である。
面白い。
近代デジタルライブラリーでも読める。
see⇒http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/936254/99

なお、上掲したURLで近代デジタルライブラリーの〔馬が悪い〕を読むと、波多野の新潮文庫に載っているものは文字遣い等に幾つか異同があることが判る。たとえば、近デジラ本で「聖母」「乞食」とあるのが波多野本では「艶女」「醜婦」となっている。異同には何か理由がありそうだ。
なおなお、私は〔馬が悪い〕を読み、『馬が悪いだの女房が悪いだの言うヤツはロクデナシ野郎だ』という教訓を得た(笑)。

cf.《文章心理学入門》――http://www.shinchosha.co.jp/book/865279/

cf.cinii――《薄田泣菫評伝》(1953-1957)

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