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とどくとおもう Ⅱ

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ぷ~た資料345-22:議会が語るPTA(22)――――「PTA会長」の肩書利用

『利用したほうも利用したほうだけれど、利用されたほうも利用されたほうだよな』
と私は思う(苦笑)。
2006年11月14日の国会会議録(教育基本法関連)より。
発言冒頭の「まず初めの質問でございます」は「まず初めの質問に答えます」と読解する。
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○高橋正夫君
 まず初めの質問でございます。
 PTAの会長としての立場か個人的な立場かということで、これは、あくまでも今回は個人的な立場として発言をさせていただいております。
 私どもPTAは、御存じのように、右から左までいろいろな方がいらっしゃいますので、PTAの全体の動きをする場合には相当神経を使いながらいきますので、きょう、こういった席には多分出てこられなかったと思います。
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see⇒↓
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/015816520061114011.htm

「PTA会長」の肩書を利用されたのは会議録に【高橋正夫君】と書かれた御仁。
利用したのは国会だろう。

なお同会議録の中では、エテ公みたいなこの御仁の、以下の如き「個人的な立場としての発言」とやらも読める(恣意的緑化byFJN)。
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 今まで、教育基本法といいますと、どうしても教育のことが主体になって扱っておりましたけれども、今回の提案内容を見ますと、家庭教育といったものまで踏み込んだ法案が出されているということに関しまして、私ども非常に興味を持って伺いました。基本的には、より現在の状況に合うような教育基本法に改正するということに関しましては、賛成という気持ちを持っております。
 今まで、とりわけ学校の授業主体の教育基本法から、学校、家庭、地域の相互の連携をということにまで踏み込んだ基本法であっていただきたい。特に、本当に今の時代に即した教育基本法の改正になるのではないかというふうに期待をしております。家庭教育につきましては、本来でしたら、余り行政が家庭の中まで踏み込んでほしくないというところはあるのですけれども、何せ今の状況としまして、家庭で子供が育てられなくなったという現状がございます。
 私ども今PTAをやっていまして、以前はPTAというのは、保護者が子供たちがお世話になっている学校のために何か資金的なものでバックアップしていこうというのがPTAというイメージでございましたけれども、今は逆に、保護者をしっかり再教育するPTAにならなければまずい。子供に関しましては、当然親が子供を育てるわけですけれども、子供の模範となるべき親が、倫理観もない、本当に身勝手な行動をついつい起こしてしまっている現状が今あるのではないか。
 それに対して、家庭の教育力が落ちている、同時に地域の教育力が落ちているということを盛んに言われます。
 以前は、地域の公民館、自治会、そういったものを通じまして、保護者の方、大人社会をしっかり一つの方向性へ持っていって、ルールを守っていた倫理観がありましたけれども、今はそれすら壊れているというところから、私どもPTAとしましても、しっかり、親がみずから学び、親が変わる、そういった場がPTAだというふうに自覚しておりまして、今活動を進めております。親が変われば子は変わるというふうに言われますけれども、子供たちに背中を見せられるような親にまずしっかり私たちが変わろうと。
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see again⇒↓
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/015816520061114011.htm

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