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とどくとおもう Ⅱ

Full of Junk and Nothing

「想定外のことが必ず起こり得る」

1988(昭和63)年4月19日(火)、衆議院科学技術委員会における高木仁三郎(原子力資料情報室代表)の発言(適宜改行byFJN)。
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○高木参考人
 お求めになった件につき端的にお答えします。
 科学技術、特に現代の科学技術は、
物をつくり出すという点においては大変強いものをつくり出す能力を持っている
と思いますけれども、
そのつくり出す技術能力と、それを安全に管理する能力というのは
また別の問題だと思います。
プルトニウムの物質に関して言えば、明らかにつくり出す能力の方がまさっていて、
それを安全に管理し、閉じ込めておくという能力の方が劣っている。
これは特に人間が関与したことでありますから、
人間にとってのプルトニウムの毒性というのは人間一人にとっては膨大なものであります。
あるいは地球上の人口にとっても、
現在つくり出されているプルトニウムは過大なものになっているというふうに考えます。
そこには人間のやることですから、
機械の設計や管理のミスあるいは操作上のミスまで含めて各種のミス、
想定外のことが必ず起こり得る。
これはもうスリーマイルやチェルノブイリの事故をまつまでもなく、
当然考えられることであります。
そういう意味において私は、
プルトニウムのような物質を人間は安全に使いこなす技術は今持っていないし、
今後も持っていないというふうに考えられます。
人類の英知という点では、
人類にとって好ましくない物質は好ましくないと科学的に判断して、
使わないということがむしろ最大の英知かというふうに思います。
 終わります。
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see⇒http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/112/0375/11204190375006a.html
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