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とどくとおもう Ⅱ

Full of Junk and Nothing

ぷ~た資料1004:だまさないPTAのレトリック

「PTA」に入るも入らないも「入会資格のある者」の自由――ということを言明しないPTAを「だますPTA」と定義するならば、言明するPTAを「だまさないPTA」と定義していいだろう。
以下、3例だけなのだが、だまさないPTAのレトリックには似た傾向がうかがえる。

1)東京都・八王子市立みなみ野小学校の保護者組織(みなみ野会)の1999年3月メッセージ文に、こうある。
   *****************************************
   入会を個々の保護者の自由意志に委ねているのも、
   入会という最初の一歩を、
   それぞれに決定していただきたいと願うからです。
   しかし、それは、
   入っても入らなくてもよいという意味ではありません。
   *****************************************
   see⇒http://www.think-pta.com/PTA_kiyaku/bassui/minamino_kai_extract.html

2)北海道・札幌市立札苗小学校のPTAの会則の第5条に、こうある。
   *****************************************
   (会員は)会の目的や趣旨に賛同し、入会を希望した者とする。
   ただし、その目的や趣旨から、
   全ての保護者および教師の入会が望ましい。
   *****************************************
   see⇒http://satsunaepta.jimdo.com/新会則-組織図/

3)岡山県・岡山市立西小学校のPTAのHPに、こうある。
   *******************
   全保護者のPTA参加を!
   *******************
   see⇒http://www.city-okayama.ed.jp/~nishis/pta1/ptatop2.htm

1&2は、「しかし」やら「ただし」やらの【前と後】が【矛と盾】のようだ。
3は「参加」という言葉の用法が面白い。
いずれも苦肉の策ふうレトリックなのかもしれない、と思う。

なお、岡山市立西小学校のPTAのHPからアプローチできる【PTA組織】を見て、「組織」と「事業/行事/活動」と「会員」と「保護者」と「教員」の関係について『何となく曖昧模糊なところがユニークだ!』と思った。
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