
↑の【成人コース】の報告書に、講師の「常識的な発言」↓があった。
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ここであらためて確認しておきたいことですけれども、
この下に書いてあることです。
それはPTAというものが、あくまでも任意団体だということです。
なんか最初の役員決めのところに出てみると、
一見PTAって全員加入しなくちゃいけないと思われがちなんですけれども、
先程のPTAの誕生の経緯から言ってみても、
決してそんなことはありません。
今、アメリカでは加入率が50%以下、という学校もあるそうです。
つまり保護者の半分しか入っていないPTAもあるそうです。
じゃ、それじゃだめなのかというと、そういうわけではなくて、
本当にこの活動をしなくてはいけないよね、
と思っている人たちが、活動するのがもともとのPTAの形なので、
本当はやろうという人たちが、やるのがPTA、それが本当は原則なんですね。
だから、
みんな辞めちゃったら困るんですけれども、
協力的じゃない、っていう人がいるっていうことで、ヤキモキするくらいなら、
あの、とりあえず、やるきのある人ではじめようよ。
人数少ないけど、やる気のある人でやろうよっていう感じでPTAを考えたほうが、
むしろ、いいんじゃないかなぁ、と思ったりもしています。
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…「やろうという人たちが、やるのがPTA、それが本当は原則なんですね」
という常識的な言葉が含まれる講演を聞くのがリーダー
――という後だしジャンケンぽいことを原則にしないで、
教育委員会からの入学案内系通知に明記するほうがフェアで「原則らしい」と私は思う。
義務教育の社会科系教科書に明記する(コラムでも可)ことも「原則らしい」と私は思う。
ただし、教科書は事実を伝えるべきだから、
「日本のPTAには、本当の原則と、本当でない原則とが、あるようです」
と明記する配慮が教育的で望ましいかもね(微笑)。


