とどくとおもう Ⅱ

Full of Junk and Nothing

ぷ~た資料1112-04:持田に学ぶ(4)

<学校運営研究>1971年9月号は「PTA活動特集号」だった、ということを持田が≪教育における親の復権≫(1973)のp.112に書いている。持田は、この号に「今村武俊社会教育局長の個人論文」が載っているといい、論文の一部を「つぎのような問題を提起している。この文章は今村氏の他の論文を識っている者にとっては、いかにもふくみのある歯切れのよくない文章である」と評して引用する。
以下は、その今村の文章(持田の前掲書p.112から入力byFJN。縦書きを横書きにした。また同書の表記【『PTA』】を【「PTA」】と変え、同じく表記【存在しないのではないか、】を【存在しないのではないか。】と変えた。変えるにあたって≪持田栄一著作集4 学制改革論≫(1980)p.221における表記を参考にした)。
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一九六六年の文部省社会教育長通知(前述)がいうような「PTA」は日本においては実際には存在しない。前記通知を前提に従来文部省が行って来たPTAの定義づけは一種の「仮説」であってそのような実態を備えたPTAは存在しないのではないか。右局長通知のようなPTAが実在し、それが通知の示すような事業内容をもって現に活動しているとすれば、PTA不要論がおこるはずもないし、学級PTA、学年PTAという奇妙な呼び名が用いられるはずもない。
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第1文の【(前述)】は、もともと今村が当該論文に書いたものか、それとも持田が引用の際に補記したものなのか、私には判らない。
なお、杉村論文(1985)の「p.168注6)」によると、この今村論文のタイトルは≪現状分析と抜本的解決の方向≫らしい。
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