とどくとおもう Ⅱ

Full of Junk and Nothing

ぷ~た資料1144:那覇市教委のPTA観

以下の文章はで読める【第8回統合準備協議会(平成25年11月6日開催)】の【要点記録はこちら(PDF/62KB)】からコピペした(この会議での配布資料<PDF文書>も貴重)。

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そもそもPTAは何のためにあるのか、子どもたちのために何ができるのか、ということをきちんと話していきたい。そういうことを来年1年間かけて、一部の執行部だけではなく、子どもたちのために何をすることが重要か、ということを話すべきではないか、という時期にきている。
そんなことを考えているうちに、PTAは任意参加であることを知った。お恥ずかしい話だが、私は今年4月からPTA会長を務めているが、その段階では知らなかった。それで、久茂地小、前島小いずれのPTAの会則にも、任意参加の文言は一切入っていない。
任意参加というのは、「PTAには入っても入らなくても良い。入りたい人は入ってください。」という形だが、久茂地小は、入学した途端にPTA会員になるというシステムで、かつ、給食費と一緒にPTA会費を引き落とすシステムになっている。新しい学校でこういうことを続けていいのだろうか、という気持ちもあったが、このことをどこに聞いてよいのかわからなかった。探しているうちに、文部科学省からの通達があったので、これは市教委経由でどこかに連絡が来たのだろう、ということで、質問させていただいた。
PTAというのは、市教委の傘下の組織ではないと思うが、PTAの中には「T」ティーチャーが入っており、なんらかの関係もあると思うので見解を聞きたいと思い、この場を借りた。

事務局
それでは、この件に関しては、生涯学習課から説明する。

事務局
市教委でPTAを担当している生涯学習課の比嘉です。今日の質問は、PTAの任意加入についての認識と、文部科学省発出の“事務連絡”「子どもの入学に合わせて、自動的に(強制的に)PTA会員になるようなPTAは優良とはいえない」ということと、PTAとPTCAについて、という3点でよろしいか。
まず、PTAの任意加入について説明する。
PTAについては、子どもを学校に通わせている保護者と教師からなる社会教育関係団体であり、研修や活動を通して形成された保護者のネットワークは、学校教育をより豊かにするだけでなく、子どもたちの安全・安心な環境を整備することからも、その必要性は大変重要なものであると認識している。また、近年では、都市化が進み、コミュニティ意識が希薄化しているなかで、地域教育力の主体として多様な地域活動に関わる役割は一層重要だと言わざるを得ない。
ただし、PTAは、社会教育法第10 条にいう社会教育関係団体であり、その会の目的に賛同する人々による任意の団体であり、入会を強制されるものではない。PTAへの入会については、これらの必要性や役割について理解を得ることが必要なことから、入学時、進級時に学校や役員から説明を行い、きちんと入会の意思を確認して、理解してもらってから入会することが望ましいと考える。
教育委員会としては、社会教育関係団体の活動については、社会教育法第12 条に「国及び地方公共団体は、社会教育関係団体に対して、いかなる方法によっても、(省略)。その事業に干渉を加えてはならない。」と規定されており、PTAの自主的な運営に任せて行きたいと思う。
次に、文部科学省の“事務連絡”「子どもの入学に合わせて、自動的に(強制的に)PTA会員になるようなPTAは優良とはいえない」について説明する。
同事務連絡のなかでは、ご質問の「子どもの入学に合わせて、自動的に(強制的に)PTA会員になるようなPTAは優良とはいえない」という文言は見当たらないが、「優良PTA文部科学大臣表彰の推薦にあたっては、任意加入の団体であるということは当然のことながら、できる限り多くの保護者と教師が主体的にPTA活動に参加できるよう、適切に評価するものである」ということが読みとれる。
同年度から、優良PTA文部科学大臣表彰については調査票が変更になっていることから、平成22年4月26日の事務連絡は、その変更をする旨の連絡と理解している。事務連絡の本文中「これは、PTAが任意加入の団体であることを前提に、中略する。適切に評価できるようにするものです。」とあるが、これは「優良PTA文部科学大臣表彰」を指しており、優良PTAの推薦をする際には、そのPTAが、強制的、自動的ではなく任意加入の団体である、ということが推薦の条件である、と読みとれる。
今後、教育委員会としても、平成22年4月26日に文部科学省から各都道府県委員会へ送付された“事務連絡”を踏まえ、優良PTA文部科学大臣表彰の推薦が挙がってきた際には適切に判断していきたいと思う。

事務局
同じく生涯学習課の照屋です。私からは、PTAとPTCAの違いについて説明する。
お手元に「PTAとPTCA」という資料があると思うが、これは、新潟県教育委員会が発行しているPTA活動の手引きから参照している。PTAについては、ご承知のとおり「T」がティーチャーで、保護者と教師の会ということでご理解いただいていると思うが、「C」はコミュニティということで、保護者と教師の会にプラスして、地域も積極的に、学校の活動あるいは子どもの教育環境の育成等について関わっていこうというのが、PTCAだと考える。
資料の中の2は、「PTCA活動推進のポイント」ということで、「第一に、学校・家庭・地域社会が目標を一つにすること」とあるが、この目標については、それぞれのPTAで決めていくことであり、基本的には、子どもたちの健全育成という形になると思うが、それに向かって、「T」だけではなく「C」地域も関わっていきましょう、ということだと考える。それから、「第二に、学校が地域拠点になること」、そして、「第三に、PTAを母体として組織化させること」とあるが、まずPTAがあって、それに地域が関わっていきましょう、ということが3番目だと考える。
PTCAの形態としては、3つ挙げられているが、1番目は「PTA」という組織があって、地域がそれに協力をしていきましょう、ということだと考える。これは、通常のPTA活動を行っているなかで、地域の自治会やお年寄りが立哨するなど、地域がお手伝いしている学校もあるが、そういう形だと考える。そして、いま話しているPTCAについては2番目である。地域の方が実際にPTAの組織の中に入って会員として活動しているのがPTCAである、と捉えている。3番目に、複数学校連携型PTCAというのがある。
これは現状では厳しいと思われるが、複数の学校が協力してPTCAを形成するということである。那覇市内では、那覇市PTA連合会に確認したところ、銘苅小学校、天久小学校、壺屋小学校でPTCAが組織されている、とのことである。銘苅小学校は、地域の青年会や新都心通り会が加入してPTA活動を行っており、また、PTAが集まってPTCAで公園を清掃するなど、地域への協力も実施していると聞いている。説明は以上である。

会長
以上が、教育委員会の見解ということだが、いかがか。

事務局
補足してよろしいか。いま、比嘉から厳密に説明してもらったが、早い話が、社会教育法第11条や第12条のなかで、社会教育関係団体と行政との関係が記載されているが、戦前の反省に基づいて社会教育法があるということを考えると、これは、行政が勝手に社会教育関係団体へ口出ししないように作られている法律である。よって、私たちから「こうしなさい」とは言えないが、今回は求めがあったので、「こうしたほうが良いのではないか」という助言ができるという形になっている。そして、任意であるというのが前提であるから、教育委員会としては、会員を募集するときは、何らかの形で任意であることを示したほうが良いのではないかと考えている。ただ、あからさまに、「自由ですよ。入っても入らなくてもいいですよ。」という形で募集するのか、そうではなく、任意だが、みんなで育てていくという意味でぜひ入ってください、という形でやるのか、そのあたりの表現は、いくつかのPTAも表現を工夫しているようである。また、那覇市PTA連合会でもデータを持っていると思うので、相談しながら募集のやり方も検討したら良いかと思う。
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