
①ぷ~た系会合に集まるのは表明する意見が皆無の人だから。
②ぷ~た系会合に集まるのは民主主義に暗い人ばかりだから。
③日本のプ~タだから。
④日本だから。
誤解予防のために書いておくが、私は、プ~タが「私たちは民主的団体です」とノタマウ分には「勿論おっしゃるとおりでしょう」と意見表明する用意がある。同時に、万が一プ~タが「だから私たちは民主主義を知っております」とノタマウなら、「はんかくさい事をおっしゃってはいけません」と意見表明する用意もある(はんかくさい≒すかたん≒stupid)。
◆1◆
まずは英文記事(http://mdn.mainichi.jp/national/news/20080805p2a00m0na022000c.html)から掲示する。英文見出しの【teachers' right to 'express opinions'】という部分は、日本語にすると【教員らの「諸意見を表明」する権利】だろう。
●Principal seeks debate with education board over teachers' right to 'express opinions'●
A high school principal demanding the Tokyo board of education withdraws its ban on teachers expressing their opinions during teachers' meetings is seeking an open debate with the board over the issue.
Nobuo Dohi, 59, principal of Tokyo Metropolitan Mitaka High School, held a press conference at the Tokyo Metropolitan Government on Monday, demanding the Tokyo Metropolitan Board of Education holds a debate over the issue.
"We should exchange our opinions and leave the decision up to residents of Tokyo and the nation," Dohi said during the press conference. "School is where students learn about democracy. Teachers' organizations should also be democratic," he said.
Joining Dohi at the press conference were education critic Naoki Ogi, cartoonist Kei Ishizaka and two other people. They sought the education board to reply to their request by Aug. 20.
In April 2006, the Tokyo Metropolitan Board of Education issued a notice to metropolitan high schools, imposing a total ban on teachers from raising their hands to vote during teachers' meetings.
Dohi has since voiced concerns at a principals' association and demanded that the metropolitan board of education retract the ban, saying, "The notice deprives teachers of their freedom of speech." On July 10 this year, Dohi requested the board of education hold an open debate, but the board rejected his request.
An education board official said, "The notice we issued is not a ban on teachers from voicing their opinions or debating during teachers' meetings. The content of the notice is not worth being subject to an open debate."
Click here for the original Japanese story
(Mainichi Japan) August 5, 2008
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◆2◆
私は上掲1の英文記事にある【School is where students learn about democracy.】に軽くジンと来た。
そして『高校ではwin democracyの歴史を学んでくれているのだろうな』とも思った。
win=「獲得する」である。
天賦人権説は王権神授説と似たり寄ったりゆえ民権獲得行動の動機となるに過ぎないし、現実的に民主主義は獲得行動/維持行動を不断に強いられる――と私は考える。
◆3◆
電網検索すると、このschool master(principal)がPTA総会でこう述べているのがわかった(http://mitakakokopta.blog21.fc2.com/blog-entry-8.html)。
―― PTAの皆さんこんにちは。昨年度、サッカー部が全国ベスト8になった時には、多くの寄付金と応援をいただき本当に有難うございました。そのおかげで生徒達も伸び伸びプレーし、あの素晴らしい結果を出せたと思います。 新しい年度が始まりました。約一ヶ月経ちましたが、本当に遅刻が少なく嬉しく思っています。遅刻で名前を覚えられないように、生徒達が努力しているのだと思います。 今年度は三鷹高校創立60周年です。10月11日(土)には記念式典を行う予定です。式典、祝賀会等、PTAの皆様のご協力ご支援をいただくことになると思いますので、宜しくお願い致します。
私の信条は、常々言っているように、「基本的人権の尊重と平和主義」です。教育者として、私と関係した全ての生徒に幸せになって欲しいと思うからです。その中でも言論の自由は民主主義のためには不可欠です。民主主義を教える学校で、言論の自由がなくなれば、生徒に民主主義を教えることができず、結果的に言論の自由が失われる社会になると思っています。その意味で、今回毎日新聞やTBSのニュースに出ました。私としては、生徒のため、東京の教育のため、日本のために訴えたつもりです。ご意見等あれば是非私までお寄せ下さい。――
註:当該PTAの会則(http://blog-imgs-21.fc2.com/m/i/t/mitakakokopta/pta-kaisoku.html)の第1条には「本会は任意加入の非営利団体」とあり、第6条には「1.本会の会員は、本校に在籍する生徒の保護者とする。2.本校の教職員は特別会員とする。」とある。
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上掲1の英文記事末尾に【Click here for the original Japanese story】とあるように、もともとの記事は日本語である(http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080805k0000m040078000c.html)。
●都立三鷹高:挙手禁止通知で校長が公開討論を要求●
東京都教育委員会が職員会議で教職員による挙手や採決を全面禁止した問題で、通知の撤回を求めている都立三鷹高の土肥信雄校長(59)や教育評論家の尾木直樹さんらが4日、都教委との公開討論を求めて都庁で記者会見した。「お互いの意見を述べ合って都民、国民に判断してもらいたい」と訴えており、都教委に20日までの回答を求めている。
都教委の通知は06年4月に都立校向けに出されたが、土肥校長は校長会などで「教員の言論の自由を奪う」と撤回を求めてきた。先月10日、都教委に公開討論を申し入れたが拒否されたため、尾木さんや漫画家の石坂啓さんら4人の識者とともに会見に踏み切った。
会見で土肥校長は「生徒に民主主義を教えるのが学校なので、教員組織も民主的にならなければ」と主張。尾木さんは「職員会議で挙手を求めることは校長の決定権を何ら侵害しない。職員の意向を知らなければ実践は成り立たない」、石坂さんは「萎縮(いしゅく)した大人たちに囲まれていると、子供たちが損をしている気がする」と訴えた。
一方、都教委都立学校教育部の担当者は「通知は職員会議で教職員が意見を言ったり、議論することまで禁止したわけではなく、公開討論をする内容ではない」と否定的。土肥校長らは都教委が公開討論に応じなければ、さらに撤回要求に向けた活動を強めていくという。【木村健二】毎日新聞 2008年8月4日 20時13分
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上掲1英文記事にある「two other people」、上掲4邦文記事にある「ら4人」についてほかの詳細については↓が参考となる。
http://www.news.janjan.jp/area/0808/0808053791/1.php
cf.
http://dci-office.sblo.jp/archives/20080807-1.html
http://comcom.jca.apc.org/freedom/


